プロポーズの言葉
2つめの婚約指輪
女性/27歳/なみだ

1回目のプロポーズは、ど定番の大阪梅田、HEPの赤い観覧車の中でした。もともと結婚の相談は始めており、なんとなく決定的なプロポーズがないまま来てしまっていました。夫としてはきちんとしたポロポーズの言葉が必要だと思ったそうで、私の実家に挨拶に行くというその日に観覧車の中で、「結婚してください」と言葉にしてもらいました。しかし、照れくさかった私は、「やり直し!もっと私がときめく感じで結婚式までにポロポーズをやり直してください」と言ったのでした。
そんなことを言ったことも忘れていた私でしたが、夫は私の誕生日に、行きつけのお店で晩御飯を食べているとき、小さな真珠のついた指輪とともにもう一度プロポーズしてくれたのです。その指輪は、婚約指輪を購入する際に迷っていたけれど結局買わなかったお店のもので、しかも真珠のついた婚約指輪は赤毛のアンでアンがギルバートからもらうもので憧れであるといったことを加味して選んでくれたのでした。サプライズで本当にうれしかったです。指輪を選んでくれたこと、私の言葉をしっかり覚えてまじめにプロポーズをやり直してくれたことが嬉しかった。
その指輪は、婚約指輪よりはるかに安いものの、婚約指輪より思い入れのある指輪になりました。
